「楽しみ」ばかり、探していたけれど
社会人になってからの悩みのひとつ、「楽しみがない」こと。
あれこれ考えてはみたものの、一向に見つからない・・。
振り返ってみると、自分は無意識のうちに、「大きな楽しみ」を見つけていたようである。それが楽しみで、毎日の仕事を頑張れる、とか、それくらい大きな楽しみ。
先日、友人と、夕食を食べに行った。美味しい料理、満足だった。
待ち合わせの時間までに余裕があったので、近くの本屋さんに立ち寄った。眺めているだけでも面白いし、隅の方には、最新文房具のコーナーもあった。本屋さんを回るのも、面白い感じがする。
そんな小さな、「楽しいこと」の積み重ねがあれば、それでいいのかもしれない。
大きな楽しみが見つかったとしても、それに打ち込んでいて、気がついたら1日が終わっていたとなると、なんだか1日がもったいなく思える気がして。
いろいろなことができた方が、1日の時間の使い方としては、お得なのではないか。
「大きな楽しみ」というよりも、「小さな楽しみの積み重ね」をした方が、1日をよりよく過ごせる気がした。
理想は、その「楽しみ」が、日々の仕事の原動力となってくれること。今のところ、そこまではなっていない。
とりあえずしばらくは、「小さな楽しみ」をたくさん見つけたいと思う。それには、自分がどんなことに興味があって、どんなことをすることが好きなのかを分析する必要がありそう。決して、小さい頃にハマっていたものがいまだに好きだ、というわけでもないみたい。
楽しみを考えるよりも、せっかくの休日を、どう過ごすか、よりお得に過ごすか、という方に、自分の意識が向いていたのだと、さっき気づいたのでした。